OpenCV 4.1 インストール

環境

  • Windows 10 64bit
  • このブログの別ページで,Visual Studio 2019を使っていきますが,このページで解説している内容自体にはVisual Studioは不要です.

手順概要

  1. インストーラのダウンロード
  2. インストール
  3. 環境変数 PATHの設定

1. ダウンロード

https://opencv.org/releases/

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OpenCV ダウンロード.ここではWindowsを選択していきます

ここから適切なバージョンのものをダウンロードする.

2019.6時点では,opencv-4.1.0-vc14_vc15.exeが最新だったので,これを使っていきます.

2. インストール

さきほどダウンロードしたopencv-4.1.0-vc14_vc15.exeを実行していきます.

まずはこれをダブルクリックして実行しますが,インストールといっても,このExeファイルは,OpenCVに必要なファイルを展開してくれるだけす.

最初の画面では展開するパスを設定します.

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このパスは一回決めたらずっと変えないものなので,一時的なフォルダよりはC:\User\username\Downloadよりは,C:\User\usernameなどをお勧めします.

上記にて,展開するパスを決めたら"Extract"を押します.そのあと,指定したフォルダに下記のように必要なファイルが展開されます.

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3. 環境変数 PATHの設定

Windows10になってから環境変数の設定の場所がわかりづらくなってたけど,検索欄を使うのが簡単でした.

WindowsのHOMEの左下の検索欄にて,”環境変数”と入れて検索します.

そして「システム環境変数の編集」を選択してください.

 

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続いて,開かれた下記の画面にて”環境変数”を選択します.

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システム環境変数の"Path"を編集していきます.下記のPathをダブルクリック,もしくはPathを選択してから編集を選択します.

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下記のように,新たにOpenCVのパスを追記します."新規"を選択すれば,新しい行を追加できます.何を追記するのか?ですが,これは使っている環境に寄りますが,ここでは64bitマシン,かつVisual Studioは2019を使っていくので,

  • 先ほど展開したフォルダの下の,\opencv\build\x64\vc15

と,なります.私の場合は,C:\Users\cv_lover\opencv\build\x64\vc15となります.

 

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これで,OpenCVの機能を呼び出すための準備は完了です!

 とはいっても,Visual Studioを使う場合には,Visual Studio側の設定もしなくてはいけません.それはこちらのページで説明していきます.

 

cv-lover.hatenablog.com